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2009年03月07日

「電子カルテの問題点」

こんにちは
今日は、いい天気ですね!(..)(^^)(^。^)(*^o^)(^O^)ウレシーーー!!


さて、今回は、電子カルテの問題点について、考えてみよう!



病院で診察を受けるたびに、同じような検査をその都度受けて、カルテを作成していると思います。それと同時に、時間も費用もかかってきます。このような経験は、誰でも一度はあると思います。そして、この流れは当然のことだと思っている人がほとんどでしょう。でも、自分のカルテを、必要な時に、自由に利用することができれば、より検査や診察が効率化します。

これを実現させるものとして注目されているのが、「電子カルテ」です。電子カルテとは、手書きで記入していた紙のカルテを、電子システムに切り換えて、データベースにさまざまな情報を記録する仕組みです。

全国の病院や診療所が、ネットワーク化されることができれば、どこの病院などで受診をしても、自分専用の電子カルテを利用できるようになります。同じような検査を何度も受ける必要がなくなり、医療費の抑制にもつながると考えられています。

当初、厚生労働省は、2006年までに、電子カルテを6~7割の医療施設への普及を計画していました。ところが、現状では、普及率が十数パーセント止まっており、計画が実現するのには程遠いようです。

その理由は、現状のシステムの電子カルテは、医療施設において、デメリットの方が多いことが考えられます。例えば、医者は、診察と同時に、パソコンの操作をこなす必要があり、パソコンに慣れていない医者にとっては、ストレスに感じることになります。そのため、診察に集中することができなくなる、という弊害も起きる可能性があります。

しかも、限られた診察時間の中で、ほとんどの時間をキーボードとモニターに向かっていると、患者に向かい合って話す時間が減ります。現在の医療においては、何より、患者と医者のコミュニケーションが重要視されていますが、その流れに背を向けることにもなってしまいます。そうなると、患者からの多くの苦情も予想されます。



いかがですか。
気になることはありましたか?

では、また!






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Posted by グリーンズ at 07:29 │電子カルテについて